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2014年10月25日

昔も今も子供は子供

こんにちはface01

昨日は長男(年中)が通っている幼稚園の「園長先生と話す会」に参加してきました。希望する父母のみの参加で、園長先生がこれまでの園の歩みなどをお話してくださり、その後何か話したいことのあるお母さんはどうぞ。という会。

私は園長先生(女性・70代)のお話が大好きで、長女がお世話になっていた頃から、先生のお話が聞ける会には出来るだけ参加してきました。

いつも幼稚園の大きめの教室で数十名のお母さん達の前に立たれ、マイクを使わずお話しされます。その声が決して大きくなく、集中して聞かないと聞き逃してしまう。いつも下の子と一緒に参加していた私は、飽きてぐずるチビを連れて泣く泣く途中で退席しなければならないことも。
そして今回初めて1人で参加。シェパードみたいに耳を前に向けてしっかり聞いてきました。

園長先生のお話は、40年以上前、園長先生自身が親として、この幼稚園を選んだときのことから始まりました。
当時の園長先生(園の創始者の井上秀雄先生)が教室の壁にかざってある子供たちの絵を指差して、「いい絵でしょ。子供たちが楽しんで描いたのが伝わってくるでしょ。」とおしゃったそうです。
「そんな風に絵を見たことなんてなかったからびっくりしてね。あぁ、子供の絵ってそういう風に見るんだ。って思ったのを今でも覚えてるの。」

当時の園は今よりもっと山の中にあったそうで、幼稚園のまわりには手付かずの自然がいっぱい。その中を子供たちが自由に走りまわっていたそう。落ちたら危険そうながけのような場所で、「父兄に『ここにはフェンスをつけないんですか?』って言っわれちゃってね。」と井上先生が苦笑いしながらおっしゃったそう。
「先生が言いださなかったら、私が聞こうと思ったところだったのよね。でも子供たちは危険な場所はちゃんと気をつけて通るもの。そこから転がり落ちて怪我をするような子はいませんでした。」

「子供って不思議なものでね、今それぞれの組に補助の先生に1人ついてもらっているけれど、補助の先生がお休みだったりしていないときのほうがいろいろいいのよね。メインの先生ものびのび好きなようにやるしね。」

子供の周りから出来るだけ危険なものを排除したり、出来るだけ小さいクラスで先生の目が行き届くことがいいと決め付けてしまっている自分の価値観を反省。

これまでも子供の絵をみてその出来上がりをいっぱい褒めてきたけれど、描いている様子を想像したことはなかった。それが出来たらもっとワクワク本気でその絵の素晴らしさを感じて、本気で褒めてあげられたかもしれない。

初めて創始者の井上先生のお人柄や当時の園の様子を想像できるお話をじっくり聞き、今の園長先生が時代の流れや変化に係わらず大切に守っていこうとされているのは、井上先生が大切にしていたものであることがよくわかりました。

石巻の恵まれた自然の中で、子供たちが日々季節を感じ、季節を大切にし、情感豊かにすくすく育つこと。
子供たちが、自由に、そして自立的にものを見つめ、行動する人間に育つこと。

(歳時記-こどもとともに今日を楽しく 井上秀雄著より抜粋)

時代が変わって、世の中が変わって、大人の考え方がさまざま変わったとしても、子供は子供。
園長先生をはじめ、園の先生方が大切にしている本質の部分を、園を選んだ親も理解して、そこに魅力を感じて大切にしていけるといいなぁと強く感じた会でした。


明日は体あそび(運動会)。いつもの子供達の遊びがそのままクラス(学年)の出し物として見せてもらえる行事。

昨日園から借りてきた本(井上秀雄先生の書かれた『歳時記』)に幼稚園の行事について書かれた箇所を見つけました。
「こうした行事にあたって気をつけなければならないことは、みなさん(親)に見ていただくために催しを少しでも“かっこいい”ものにしたいと思い、私たち(先生)が主体となって、子供達をなおざりにしたり、使ってしまったりすることです。
この日は子供達のまつりなのですから、子供を軸としてすべてが運ばれ、本当に子供達に楽しんでもらうことができるように、仮に私達の側から、もどかしく見えたり、じれったく思えたとしても、子供達のすることを見守り、時にはお手伝いさんというか、裏方さんになってあげるように、やっていきたいと思います。
云ってみれば、大人の手持ちぶたさに比例して、子供達の楽しさが増していくものだという考え方で、この催しをとりはからわせていただきますので、よろしくお願いします。」

幼稚園の体あそびは今も30年前に書かれたこの本の通り。
今年も子供達のいつも通りの表情・様子をたっぷり楽しんできますface01






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この記事へのコメント
子宝ママさんの記事リンクからお邪魔しています。

なんどきも、大人は子供の目線で考えてあげないといけませんね。

運動会や遊戯会などは、親としては子供のがんばる姿をみられるかっこうの晴れ舞台。
でもこの視点は、親が主体(主語)なんですよね。

なかには、
「ぼく、徒競走すきじゃないだよな…」、
「わたし、この役じゃなくお姫さまをやりたかったのにな…」
と、考えてる子供もいるかもしれません。

でも、子供ってこの頃になるともう、大人に『気をつかう』ようになるんですよね。
まだ幼児なのに…

「きみたち、大人に気をつかうなんて、まだしなくていいからね…」
そんな風に思えてしまいます。

そういった子供のささいな小さな声を見逃さないであろうこの幼稚園は、子供のこころと感性をのびのびと豊かに育む、ほんとうに素晴らしい所なんだろうなと思いました。

子供の可能性は、めいっぱい引き出してあげたいものですね。

もしかしたら、悲しいかな、大人のもつ価値観が、反対に子供の可能性の芽を摘んでしまっているのかもしれません。
そうならぬよう、大人がもっともっと子供と共に成長していかねば、いけませんね。

この記事を読んでそんな風に感じました。
すばらしい!!
Posted by EMG at 2014年10月26日 16:57
EMGさま

私の長くて読みにくい記事を丁寧に読んでくださってありがとうございました。

コメントをとても嬉しく読ませていただきました。

この幼稚園の先生方の子供達との係わり方や幼稚園での子供達の様子・表情を見るたびに、自分では全然気が付かないうちにずれてしまっている何かに気付かされてハッとすることがあります。

入ってくる情報量が増えて、選択肢が増えれば増えるほど、子育ては難しくなってしまうような気がしています。

「子供ってすごいのよ。先取り先取りで与えなくたって、自分で知りたい、学びたいと思ったとき、目を輝かせてものすごい勢いで吸収しちゃうんだから。」
当時の私の迷いを吹き飛ばしてくれた今の園長先生のお言葉です。
Posted by AKKOAKKO at 2014年10月27日 13:25
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